木工・DIY

木工・DIY道具辞典

電動工具

■ドリル
DIYの必需品です。
充電式の方が便利な事が多いですが、工房など決まった場所で使用したり、連続作業をする場合は、こちらの方が軽量なので疲れを軽減できす。
そして何よりも安いのが魅力です。
★いろいろな電動ドリル★

■丸鋸
本格的に木工をやるなら電動丸鋸もほしいですね。
特に家具等の大物を作るときは、手鋸だけでは時間がかかるし、精度を出すのが大変です。
機械によって使用できる鋸刃の最大径が決まっています。大きい鋸刃が使える方が良いように思いますが、それだけ機械の重量が重くなりますので必ずしも大きい方がいいとは限りません。
180〜190mmの鋸刃が付けられるものが1台あればほとんどの作業は出来ると思います。
なお、鋸刃は、横挽き、縦挽き、兼用、合板用などいろいろな種類がありますので用途に応じて選んでください。
とても便利な道具ですが、一歩間違えると大怪我をする道具でもあります。
プロの大工さんでも指を切断するような事故をする事がありますので正しく使ってください。
★いろいろな丸鋸★

■スライド丸鋸
沢山の材を同じ長さに切ったり、正確な角度で切る場合にはスライド丸鋸があると便利です。
また、普通の丸鋸よりも安全性が高いので余裕があればおすすめしたい道具です。
★いろいろなスライド丸鋸★

■かんな
ホームセンターなどで売られている、プレーナー加工済みの材料を使うのであれば必要ありませんが、荒材を購入して家具等を作る場合は電動カンナが必要となります。
電動カンナは正しく使わないと怪我をすることが多い道具ですので、特に注意が必要です。
★いろいろな電気かんな★

■ドライバー
先端にドライバービットを取り付け、木ねじを締めたり緩めたりします。
締め付ける力を調整できるので、ネジの大きさや木の堅さによって調整します。
ドリルビットを取り付ければ穴あけにも使用できます。
★いろいろなドライバー★

■インパクトドライバー
上記のドライバーは回転のみですが、インパクトドライバーはその名のとおり、インパクト(打撃)が加わります。
よって、トルクが大きいのでより強力にネジを締める事ができます。
太いネジやボルト、あるいは堅い木などにはインパクトドライバーを使用した方が良いです。
★いろいろなインパクトドライバー★

■ルーター
ルータービットと呼ばれる刃物を取り付けて、溝を切ったり、面をとったりします。
家具や額縁などの飾り面を付けるのには必需品です。
しかし、ルーターは刃物が非常に高速で回転するため、使い方を誤ると大怪我につながります。
また、切削方向を間違えると正確に加工できなかったり、最悪の場合材料とルーターが反発して怪我をする事もありますので、刃物の回転方向と切削方向の関係を熟知した上で使用してください。

■トリマー
小型のルーターです。
使用できる刃物は軸径が6mm(日本製の場合)の小さな刃物ですので、片手で操作できます。
大きな飾り面などの加工はできませんが、小型で扱いやすいのでルーターよりも使い道は広いかもしれません。
しかし、ルーターと同じく刃物は高速で回転していますので取扱には注意が必要です。

■バンドソー
帯鋸といわれるとおり、輪になった帯状の鋸刃が上下のプーリーによって回転しています。
主に厚い材を挽き割るのに使用しますが、細い帯鋸を使用すれば、ゆるい曲線を挽くこともできます。
卓上型の小さなものから、丸太を製材する大型のものまで様々な大きさのバンドソーがあります。
丸鋸でも板材を挽き割る事はできますが、小さな材料では固定が出来ず危険ですし、一定の巾に挽き割るのはやはりバンドソーが一番です。
卓上型のものでも板材を挽き割る程度なら十分使えますので一台あると便利です。

■ボール盤
DIYをやるなら是非用意したい機械がボール盤ではないでしょうか。
正確な穴をあけるには不可欠な機械です。
垂直な穴をあけるのは勿論ですが、テーブルを傾ける事により斜めの穴をあけることも可能です。
また、テーブルに定規を取り付けることにより、沢山の材の同じ位置に穴をあけたり、一定の深さの穴を沢山あける時などとても便利な機械です。
最近は小型で安いボール盤がホームセンターなどで売られていますが、安いものの中には精度が良くないものがあります。
また、穴あけの能力は大きさに比例しますので小型のボール盤では大きな穴の加工はできません。

ボール盤は、一度買えば買い換える事はほとんどないと思いますので、少し高くても良い物を買っておいた方が後悔しなくてすみます。

■ジグソー
ブレードが細かく上下に動く事によって材を切断します。
刃物を交換すれば木材だけでなく、金属の切断も出来ます。
また、刃の巾が狭いので緩やかな曲線を切る事が出来ますので、家具の曲線部の加工などに便利です。


■糸鋸盤
卓上型のジグソーです。
上下にピンと張られた細い鋸刃が上下する事によって材を切断します。
非常に細い鋸を使用しますので、曲線を自由に切る事が出来ますが、材の種類、厚さや硬さによって適した鋸刃を使用しないと綺麗に切れませんし、すぐに鋸刃を折ってしまいます。
素人でも比較的使いやすい機械ですが、使いこなすには経験と技術が必要で、とても奥の深い機械といえます。


■オービタルサンダー
取り付けたサンドペーパーが細かく振動(実際には円運動)して研磨します。
そのため、切削量は多くありませんので、主に仕上げの研磨に使用します。
サンドペーパーを使用しますので、当然ですが大量の埃が出ます。集塵バックが付いているものもありますが、埃を完全に取る事はできませんので、しっかり換気の出来る場所で使用してください。
また、防塵マスクの使用も忘れずに。

■ベルトサンダー(ハンディ型)
テーブルの天板など広い面を磨くのに使用します。
上記のオービタルサンダーよりも広い面積を効率よく研磨できますし、切削力も大きいので、荒材を研磨するのにも適しています。
ただ、微妙な力加減が難しいので、仕上げはオービタルサンダーを使用した方が綺麗に仕上がります。

■ベルトサンダー(卓上型)
ベルト状のサンドペーパーが高速で回転しますので、効率よく研磨をする事が出来ます。小物の研磨をする場合に便利な機械ですが、大量の粉塵が出るのが難点です。
大型のベルトサンダーには、集塵のためのカバーが付いていて、ある程度集塵できるのですが、卓上型の場合はこういった装置が付いているものは見かけません。
使う場所の換気を良くする等、工夫して使う必要があります。

■両頭グラインダー
粒度の違う砥石を両側に付けておいて刃物の研磨などに使用します。
また、目立て用の砥石をつければ、刈り払い機の刃物の目立ても出来ます。

■ディスクグラインダー
通常は、金属用の砥石を付けて、金属の切断や研磨などに使う事が多いですが、他にもいろいろな使い方が出来ます。
ワイヤーブラシを付けて錆び落としをしたり、専用の刃物を付けて、木を削る事も出来ます。

■角のみ機
角のみと呼ばれる専用の刃物を取り付けて、ホゾ穴の加工をします。
角のみは四角い刃物の中にドリルが入っていて、まずドリルで木に穴をあけ、周りの四角い刃物で丸い穴の四隅を削り落とし、四角い穴を開ける事ができます。
手作業でホゾあなをあける場合と比べると何十倍もの速さで加工できますので、家具や建築など沢山のホゾ穴をあける場合には必需品です。
専用の機械のほかに、電動ドリルを取り付けて角のみとして使うためのアタッチメントも販売されていますので、あまり使用頻度が多くなければこちらの方が安くてすみます。

■ディスクサンダー
回転する円盤に丸いサンドペーパーを貼り付けて使用します。
小物の研磨に使用しますが、特に木の木口の研磨に適しています。
額縁を作るときなど、角を正確に45度に加工するのは大変ですが、ディスクサンダーで少しづつ削りながら合わせると比較的簡単に加工できます。

■ドラムサンダー
日本ではあまりなじみのない機械ですが、欧米ではポピュラーな機械です。
上側にドラムがあり、そのドラムにサンドペーパーを巻き付けて使用します。
テーブルの板など幅広の板を均一に研磨するのに適しており、材を半分づつ研磨することにより、ドラム巾の約2倍の巾の材料まで研磨可能です。

■スピンドルサンダー
曲線状の板の側面を研磨するための機械です。
特に、U字の内側やドーナッツ状の穴の内側など、他のサンダーでは研磨できない部分の研磨に適しています。
ドラム上のサンドペーパーが上下に移動しながら回転しますのでサンドペーパーが均一にあたり、また長持ちします。

■振動ドリル(ハンマードリル)
コンクリートの穴あけには振動ドリルが必要です。
通常の回転のみのドリルでも穴あけは可能ですが、振動ドリルの方が高速で穴あけが出来ますので普通は振動ドリルを使います。
振動ドリルは、振動+回転で穴をあけますが、機種によっては回転だけに切り替える事が出来るものもあります。この場合は、通常のドリルとして、金属や木材などの穴あけにも使用できます。

■手押しカンナ
木材の基準面をつくったり、直角を出すのに使います。
趣味で使うようなものは種類が少ないのですが、家具などを作る場合にはこれがあると無いのでは大違いです。
ただし、非常に危険で怪我をする事が多い機械でもあります。
本職の人でも一度や二度は怪我をした事がある人が多いのではないでしょうか。(ちなみに管理人も、20数年の木工の仕事の中で、木工機械による怪我を10回以上していますが、半分以上が手押しカンナによるものです。)
正しい使い方を守り、安全装置をきちんと付けて、くれぐれも怪我をしないようし使ってください。

■自動カンナ
手押しカンナで作った基準面を元に一定の厚さに削るのが自動カンナです。
同じ厚さの板や、正確な角材を作るためには、手押しカンナと自動カンナをセットで使う事が必要となります。
手押しカンナも自動カンナも趣味で使うには敷居の高い機械となります。
値段もさることながら、騒音と集塵の問題が大きくかかわるからです。
かなり大きな音がしますので、住宅地などでの使用は無理ですし、集塵装置無しで使用すればあたり一面埃とカンナ屑だらけになります。
しかし、本格的に木工をやるなら手押しカンナと自動カンナはセットで揃えたい機械ですね。

■ブロワ
モータでファンを回し、大量の風を噴出し、ごみやほこりを吹き飛ばします。
作業場の掃除以外にも、庭の枯葉を吹き飛ばしたりするのにも便利です。

■ポータブル集塵機
ホースを電動工具につないで作業時に発生するほこりや切り屑を吸い取ります。
特にサンダー作業など細かなほこりが出る作業には必需品です。